総二階、ダサくないですよ?
この記事は、以下のような方に向けて書いています。
住まいづくりを進めているけど、予算的に総二階じゃないと厳しそう。。
でも、総二階だと「外観がダサい」と思われないか心配…。
この記事を読めば、以下のようなコトが分かります。
- 総二階がダサいと言われる理由
- 総二階の良いところ
- 総二階をおしゃれにする3つのポイント
この記事を書いた人
■総二階ってなに?
1階と2階が同じ間取りで、凹凸の少ない四角い家のこと。
総二階が「ダサい」と言われる理由|気にしなくてOKです
総二階が「ダサい」と言われるのは、シンプルな外観が安っぽく見えるからです。
建売住宅に総二階が多いことも、“総二階はお金がない人の家”といったイメージにつながっているのかもしれません。
とはいえ、こうした周りの声はすべて無視してOKです。理由は以下の通り。
- 総二階には、凹凸のある家よりも優れている点がある
- 外観も簡単におしゃれにできる
上記のような理由があるので、「総二階がダサい」という声は全く気にする必要はありません。
総二階の良い点、メリットはこんなにもある!
総二階=お金がない人の家というのは、ハッキリ言って間違いです。
総二階には合理的かつ実用的なメリットがたくさんあるんです。
【1】建築コストが安い
凹凸の多い家や長方形の家よりも、四角い総二階のほうが安く建てられます。
これは総二階のほうが外壁などの表面積が小さくなるからです。
上の図を見れば、表面積の違いはひと目で分かりますよね。
同じ床面積でも、外壁にかかるコストやメンテナンス費用は、総二階のほうが安く済みます。
凹凸部分に雨水がたまったり、コケがついたりする心配もありません。
【2】構造的に安定している
実は、総二階のほうが構造的に安定していて地震に強いというメリットもあります。
分かりやすく言うと、総二階は1階と2階の壁にズレがなく、通し柱で上下に一体感が出るからです。
熊本地震では耐震等級2の住宅において、被害の大小が分かれたことが話題になりました。
- 【被害大】1階と2階の壁が揃っていなかった家
- 【被害小】総二階 or モノコック構造
熊本地震の例からも分かるように、総二階は地震に強い構造です。
頭ごなしに「総二階はダサい」と言う人たちは、こうした事実を知らないはずです…。
総二階をおしゃれにする3つのポイント
メリットの多い総二階ですが、なんの工夫もなく、無難なデザインにしてしまうと、やっぱり建売住宅みたいになってしまう可能性はあります。
そこでおすすめしたいのが、以下の3つのポイント!
- 軒を長くする
- 軒天のデザインにもこだわる
- 外構にできるだけお金をかける
上記3つを意識するだけで、総二階も「シンプルでかっこいいオシャレな家」に生まれ変わります。
【1】軒を長くする
出典:住友林業
1つ目のポイントは、屋根の軒(のき)を長くすることです。
実は、おしゃれな家やモデルハウスの多くは、オプションで軒を長くしています。
四角い箱型の総二階では、軒を長くすることで横のラインがビシッと入るので、簡単にオシャレな外観がつくれますよ。
あまりに伸ばしすぎると、別で柱が必要になり、金額も跳ね上がります。伸ばすなら、柱が必要ないギリギリラインまでがおすすめ。
【2】軒天のデザインにもこだわる
出典:住友林業
2つ目は、軒天(軒裏)のデザインです。軒を伸ばしたら、軒天もぜひ工夫してみてください。
間違いないのは木目調のデザインです。
実際にレッドシダーなどの木材を使用してもいいし、木目調のサイディングなどでもOK。
【3】外構にできるだけお金をかける
出典:住友林業
3つ目のポイントは、外構にできるだけお金をかけることです。
「外観は外構ですべて決まる」と言われることも多く、どれだけ建物がダサくても、外構がしっかりしていれば、立派な家に見えます。
玄関アプローチやお庭にプラスして、
- 外塀
- 植栽
- カーポート
- 門扉・門柱
などで建物をがっちり囲めると、かなり立派な家に見えるかと思います。
ちなみに、外構は見た目だけでなく、必ず機能的なメリットもついてきます。
【まとめ】総二階、おすすめですよ
「総二階はダサい」と感じる人は確かにいます。
でも、総二階=お金がない人の家というのは間違いで、構造的にもコスト的にも優れているのが総二階です。
たしかに、凹凸のある家のほうが豪華に見えるかもしれませんが…外観なんて、家のなかに入ってしまえば、気にならないものです。
総二階をおしゃれにしたいという人は、
- 軒を長くする
- 軒天のデザインにもこだわる
- 外構にできるだけお金をかける
上記3つのポイントを意識してみてくださいね。
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