ハウスメーカーと打ち合わせをしているけど、なかなか間取りが決まらない。
いい加減疲れてきて…でも、テキトーに決めて後悔したくないし…。
「コレだ!」と思える理想の間取りって、どうやったら出来上がるの?
そんな方に向けて、この記事では間取りが決まらない原因と解決策をまとめました。
この記事を読めば、きっと理想の間取りに近づけますよ。
この記事を書いた人
早くマイホームを建てたいけど、間取りが決まらなくてモヤモヤしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
間取りがうまく決まらない人の特徴
間取りがなかなか決まらない人には共通点があります。
それが以下の4つです。
- 要望やこだわりを詰め込み過ぎ
- こだわり不足
- 他人の意見を聞き入れていない
- 一社だけで話を進めている
どれか1つでも当てはまる場合は、間取りが決まらない“負のループ”に陥っているかもしれません。
それぞれ簡単に解説していきます。
【1】要望やこだわりを詰め込み過ぎ
1番多いのが「理想やこだわりを詰め込み過ぎているパターン」です。
注文住宅だから、自分たちの理想をすべて叶えたい
そんな気持ちも分かりますが、正直言ってそれは無理です。
注文住宅も、結局のところは“限られた箱”のなかで設計していく形になります。
「箱の大きさは限られている」ということを理解して、時には妥協することも大切です。
どれか1つの間取りを諦めるだけでも、視界が開けるようにキレイな間取りが完成することもあります。
【2】こだわり不足
間取りが決まらない=こだわりが強すぎると思われがちですが、実は真逆です。
■実際は…
住まいづくりで1番優先したいポイントが決まっていないから、アレもコレも…となって、間取りが決まらない。
→こだわり不足。
「キッチンと水回りは絶対にこうしたい!」という条件があれば、そこを固めてしまえばいい話。
あとは残ったスペースを決めていくだけなので、かえって間取りもスムーズに決まりやすくなります。
【3】他人の意見を聞き入れていない
営業マンや設計士の意見を聞き流して、自分たち主体で進めている人も要注意。
住まいづくりを主体的に進めるのは大切ですが、プロの意見や提案は素直に取り入れたほうが上手くいきます。
営業マンや設計士には「理想の間取り」が見えていても、お客様が聞き入れてくれないから、仕方なく合わせている…
といったケースも少なくありません。
【4】一社だけで話を進めている
一社だけに間取りプランを依頼して、何度も修正を重ねていませんか?
間取りは、営業マンや設計士のスキルに大きく左右されるます。ハウスメーカーごとで規格や社内ルールも存在します。
同じメーカー・同じ営業マンと何度やり取りをしても、どこかで間取りのアイデアにも限界がくるものです。
理想の間取りを手に入れる3つの方法
というわけで、「コレだ!」と思える間取りにたどり着く方法を紹介します。
- 間取りに優先順位をつける
- 間取りで暮らす
- 複数のプランを比較する
本気で「間取りは後悔したくない!」という人は、できれば上記3つをすべて実践してほしいところです。
どれも間取りの完成度をアップするために欠かせないポイントですよ。
【1】間取りに優先順位をつける
まずは間取りに優先順位をつけることからスタートしましょう。
「ここだけはゆずれない」というポイントが決まれば、それ以外の部分も決めやすくなります。
- 家事のしやすさが最優先(絶対にゆずれない)
- キッチン横から洗面所にアクセスしたい(ゆずれない)
- キッチンはアイランド型(最悪、妥協してもいい)
- ダイニングテーブルは横につけたい(妥協してもいい)
こんな感じです。
優先順位をつけないと、「あちらを立てれば、こちらが立たず」の無限ループに陥ります。
優先順位が決まれば、おのずと妥協しないといけないポイントも見えてくる!!
【2】間取りで暮らす
手元にある間取りの問題点を見つけたい時には「間取りで暮らす」のがおすすめ。
やり方は簡単で、間取り図にペン先を置いて、1日の動きをなぞっていくだけです。
- 朝起きて、トイレに行って、ご飯の支度をして…
- 子ども達を起こして、お化粧をして…
→就寝するまでの1日を、間取り図の上で過ごしてみる。
この作業を行うと、
- やたらとペンが行き来している場所
- 遠回りしている箇所
などが自然と浮かび上がります。
ムダな動線もひと目で分かるので、かなりおすすめ!!
【3】複数のプランを比較する
複数のハウスメーカーの間取りプランを比較することも大切です。
一社だけでは得られなかったアイデアや、想像もつかなかった間取りが見つかることもあります。
A社のこの部分と、B社のこの部分を参考に、C社に間取りを作ってもらった。
なんていうのも、よくある話です。
何社もモデルハウスを回らないとダメ?
モデルハウスをいくつも回って、そのたびに打ち合わせをするのは正直つらい…
そんな人はウェブ上のサービスを利用するのも良いと思います。
今は便利な時代で、自宅でも複数のハウスメーカーから間取りや見積もりをもらうことができますよ。
【まとめ】間取りはじっくり決めよう
まとめです。
まずは間取りがうまく決まらない原因を、冷静に見直してみるのが良いと思います。
原因 | 解決策 |
要望をつめ込み過ぎ | 妥協することも大切 |
こだわり不足 | 優先順位をつける |
主体的すぎる | 営業マンや設計士のアイデアも取り入れる |
一社だけで進めている | 複数社でプラン作成を依頼 |
「間取りが決まらない」という悩みも、上記を参考にすれば、そのほとんどは解決します。
納得できる間取りにたどり着くまでは、ぶっちゃけ大変です…
でも、ちゃんと向き合えば理想の間取りは見えてくるものです。
気になるハウスメーカーのカタログは揃えましたか?
カタログはいわば教科書のようなもの。カタログを広げて、夫婦で話し合うのも住まいづくりの大切な時間です。
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